1979年（昭和54年）発行の、プロ向け料理本セットです。
料理人・調理師学校の方や、昔ながらの本格洋食や洋菓子に関心がある方におすすめです。
今では手に入らない、貴重な資料としての価値も高い11冊セットです。
⚫︎セット内容（全11冊）
【荒田西洋料理シリーズ】著：荒田勇作（※全8巻中、1巻、5〜8巻のみ）
•第1巻：仔牛・粉・御飯料理編
•第5巻：魚・貝料理編
•第6巻：鶏卵・家禽料理編
•第7巻：家禽料理編
•第8巻：牛・豚肉/デザート編
【テーマ別専門書】
•スペイン料理名作選
　　　　（カンディド・ロペス）
•洋菓子全書
　　　　（安田達三郎・安井寿一田辺・阿部忠ニ）
•西洋料理の演出
　　　　（辻調理師学校　フランス料理研究室）
•氷彫刻（長谷秀男）
•チーズの本（クリスチャン・プリュム）
•ワインの知識とサービス（浅田勝美）
「荒田西洋料理」シリーズには、鶏やアヒルなどの食用鳥類を扱った「家禽料理編」や、キジ・カモ・ヤマドリなどの野鳥を使った「野禽料理編」など、専門的なテーマごとに料理技法がまとめられています。
・家禽料理編：ニワトリ・アヒル・七面鳥など、人の手で飼育された鳥類（＝家禽）を使った料理を解説。現代の洋食にも通じるレシピが多く含まれ、基礎的な知識の学び直しにもおすすめです。
・野禽料理編：キジ・カモ・ヤマドリ・ウズラなどの野鳥を扱った、いわゆる「ジビエ料理」に該当する巻。肉の扱い方や調理法は、現在でも高級レストランや専門店で活かされる技術です。
いずれも昭和当時の洋食技術や食文化が色濃く反映されており、実用というよりは料理人や研究者向けの資料として価値の高い内容になっています。
⚫︎状態
全冊共通して、本を開いた最初のページ（扉ページ）に、ページ全体にわたる薄茶色のシミがあります。
おそらく湿気などによる経年劣化かと思われますが、ページが貼りついている・読めないといった問題はありません。
中面のレシピページや写真ページは比較的きれいで、実用・資料としては十分ご活用いただけます。
当時の洋食文化や調理技法を知る「資料」として価値を感じてくださる方にお譲りできれば幸いです。
※バラ売りは現在のところ考えておりません。
ご不明点がありましたらお気軽にコメントください。